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ランディングページとは?2つの意味と構成・制作・計測の基本

与謝秀作

ランディングページ(LP)とは?基本から作り方・成果を出す構成のコツまで徹底解説

ランディングページ(LP)には、アクセス解析でいう「訪問の最初のページ」と、広告などから案内して特定の行動を促す「キャンペーン用ページ」という2つの使い方があります。前者にはブログ記事やトップページも含まれ、後者も必ず縦長の1ページとは限りません。会話やレポートでは、どちらの意味か先に揃えます。

キャンペーン用LPは、対象者の疑問に答え、申込・購入・資料請求などの次の行動を取りやすくするために作ります。情報を削ることや派手なデザイン自体が目的ではありません。

解析のLPと制作物のLPを区別する

観点

解析上のランディングページ

キャンペーン用LP

定義

セッションで最初に表示されたページ

特定の目的に合わせて設計したページ

例

ブログ、商品、トップページ

体験申込、セミナー、資料請求のページ

決まる条件

実際の訪問の始まり方

制作・運用の目的

主な問い

どの入口が訪問や成果につながるか

読者が判断して行動できるか

GA4の公式説明では、ランディングページはセッション最初のページビューに対応します。広告で作ったLPが、サイト内のリンクから2ページ目として閲覧された場合、その訪問の解析上の入口は別のページです。

制作前に決める5項目

対象者、流入元、解決する課題、求める行動、行動に必要な情報を1枚にまとめます。広告の約束とページの説明が一致しているかを確認し、対象外の利用者を無理に申し込ませないよう条件も明示します。

例えば架空の「月次予算レビュー用ガイド」のLPなら、少人数のマーケティングチームを対象に、資料の内容、使える場面、取得方法、連絡先の利用目的を説明します。導入効果を保証する架空の実績は載せません。

構成の基本と役割

要素

答える疑問

確認事項

見出し・導入

自分向けか、何を得られるか

広告や検索意図との一致

課題と提供内容

どんな問題をどう助けるか

具体的な範囲と対象外

根拠・例

なぜ信頼できるか

出典、実例の許可、数値の条件

条件・よくある疑問

費用や手間、制約は何か

重要条件を申込後に隠さない

CTA

次に何をすればよいか

動作と結果が分かる文言

フォームと完了

正しく依頼できたか

必須項目、エラー、成功の案内

順番は検討段階や必要情報で調整します。CTAを増やせば必ず成果が増えるわけではありません。スマートフォンで文字が読めるか、ボタンを押せるか、重要な条件を確認できるかを実際の表示で確認します。

制作の工程と費用を見積もる

工程

成果物

費用に含める項目

要件と構成

対象・訴求・画面の構成

調査、打合せ、原稿

デザイン

画面と素材

デザイン、撮影、素材利用

実装

ページとフォーム

開発、外部サービス、接続

確認

表示・送信・計測の試験記録

修正、端末確認、専門確認

運用

改稿と検証

保守、分析、追加制作

制作費と広告費は別に集計します。「LP制作はいくら」という一律の相場より、ページ数、素材、フォーム連携、校閲、修正回数、運用範囲を揃えて見積もる方が比較できます。担当者、承認者、公開条件も決めてください。

CTAから成功までを試す

入力ミスや送信失敗が分かる案内を用意し、成功した場合にも完了を伝えます。W3Cのフォーム通知ガイドも、エラー内容と修正方法、完了の明確な案内を重視しています。

  • 必須項目が未入力の場合、どこを直せばよいか分かる。
  • 正常送信は実際の受付成功に対応し、クリックだけで完了にしない。
  • 通信失敗、連続クリック、戻る操作、再読み込みで誤った成功や重複記録が発生しない。
  • スマートフォンやキーボード操作でも入力と完了を確認できる。
  • 外部予約・決済・アプリへ移る場合、計測の対象と引き継ぎを確認する。

イベント名だけで成功を判断せず、実際の受付記録と照合します。個人情報を計測イベントの値に含めない設計も確認してください。

改善は経路ごとに判断する

架空の同一期間・同一入口群で、1,000セッション、CTAクリックのあるセッション200、フォーム開始のあるセッション120、成功のあるセッション36だったとします。入口から成功は3.6%、CTAから開始は60%、開始から成功は30%です。各段階が同じセッション内で順番に起きた、という集計条件の例です。

経路の課題

調べること

対象者が来ていない

広告・検索語句と訴求の関係

CTAへ進まない

提供内容、信頼の根拠、条件の分かりやすさ

開始後に成功しない

入力負担、エラー、動作不良

成功は増えたが有効な相談が少ない

対象条件と後続の質

直帰率は最初の画面で離脱した割合と同義ではありません。高い直帰率だけで見出しが悪いと決めつけず、計測条件と目的を確認します。変更前に主指標、比較条件、停止基準を決め、流入量・有効件数・売上や利益も合わせて評価してください。

次に読む実務ガイド

施策と予算を継続して管理する

Xtrategyでは、プロジェクト、月次の予算・実績、顧客・案件情報を管理できます。この記事で決めた担当者・費用・確認日を運用に落とし込む際は、機能紹介で必要な管理範囲を確認し、利用を始めるから検討してください。

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